昨日は雨が降るんだか降らないんだか、傘が要るのか要らないのか微妙な天候の中、新春スイアグ・ロック・ショーにお越し頂きました方には熱く御礼申し上げます。“お年玉”はお気に召しましたでしょうか?ちなみに私も“アレ”愛用しています。缶ジュースのプルタブ開けたりする時にね。こういう企画は楽しいので、また今後もやりたいと思います。
さて、本日の盗み聞き。
■場所:京浜東北線車中(蒲田〜新橋間)
■ひと:大学生と思われる若い男女(恋人関係ではなさそう)
女:オマエさー、たまには色味のある服着ろよー。
※この通り口が悪い。少女漫画に出てくる“顔は可愛いが男っぽい女の子”風。
男:そうなんだよねぇ。俺いっつも黒い服着てるよねぇ。あ、鞄も黒い(えへへって顔)。
※これまた“いかにも”な細くてなよなよっとした男の子。髪型や顔立ちはこざっぱりしてるんだけど
なにせ全身真っ黒なので爽やかではない。かといってバンドマン風でもない。
女:だからオマエ性格が暗いんだよ。
男:ええ、俺暗いかなぁ?でもお笑いとか好きだよ。
女:そういう問題じゃねーよ!それにオマエ暗い女が好きだったじゃん。
男:ああ、ははは。あれはなんかあの怪しげな雰囲気が好きだったんだよねぇ。
でもあの子もお笑い好きだったよ。
女:だからそれは関係ねえって言ってんじゃん!
オマエさー、若いうちにそうやって黒い服ばっか着てたら、一生明るい服着れなくなるよ。
いろんな服着てみなよ。
男:街に行ったら必ず洋服屋は見てるよ。
女:そんで黒以外の服買ってんの?
男:買わない。なんか合わせてみるだけでも恥ずかしくなっちゃうんだよねぇ(えへへって顔)。
女:それじゃダメじゃん!買えよ!
男:でも俺何色が合うのかなぁ?
女:うーん・・・
男:明るい色って黄緑とか?
女:知らねーよ!けどいろんな色着てみりゃいいじゃん!
男:でも突然俺が派手な格好して来たらみんな引くでしょう?
女:・・・(返す言葉がない様子)
男:でも原色の服着てる人って馬鹿みたいじゃない?
と、まぁこの調子で私が降りるまでずーっとやってました。でっかい声で。ちなみに隣に座っていた私は真っ赤なダウンを着ていました。私も特別派手ではないですけど原色は大好きです。持ち物・着る物は赤いものが多いし、お気に入りのコンバースは緑だし、傘は黄色が一番!と思っています。そして私は“爽やかな色”が似合いません。そこで、この男の子が言うように「原色は馬鹿みたい」ということにして、この会話を春風のように爽やかな爽子ちゃんと私の会話に置き換えてみますと...
爽:じゅんちゃんさー、たまには爽やかな色の服着たら?
私:そうなんだよねぇ。私いっつも原色の服着てるよねぇ。あ、鞄も赤だ(えへへって顔)。
爽:だからじゅんちゃん馬鹿みたいなんだよ。
私:ええ、私馬鹿みたいかなぁ?でも海岸を裸足で駆けたりするのとか好きだよ。
爽:そういう問題じゃないの!それにじゅんちゃん馬鹿みたいな男の人が好きだったよね。
私:ああ、ははは。あれはなんかあの馬鹿丸出しの雰囲気が好きだったんだよねぇ。
でもあの人も海岸を裸足で駆けたりするの好きだったよ。
爽:だからそれは関係ないってば!じゅんちゃん、若いうちにそうやって馬鹿みたいな服ばっかり
着てたら、一生爽やかな服着れなくなるよ。いろんな服着てみたら?
私:街に行ったら必ず洋服屋は見てるよ。
爽:それで爽やかな色の服も買ってる?
私:買わない。「馬鹿は近寄るな!」って言われてるような気がしちゃうんだよねぇ(えへへって顔)。
爽:それじゃダメよ!買わないと!
私:でも私何色が合うのかなぁ?
爽:うーん・・・
私:爽やかな色ってサーモンピンクとか?
爽:わかんなーい!けど色々着てみたらいいんじゃない?
私:でも突然私が爽やかな格好して来たらみんな引くでしょう?
爽:・・・(返す言葉がない様子)
私:でもサーモンピンクの服着てる人って鮭みたいじゃない?
ちゃんちゃん。