毎度の事ですが、やっぱりろくな写真はありません。そして毎度言うように
『思い出はカメラじゃなくて心に写すもの』と言い訳しておきましょう。
あっ、今回旅のナビをしてくれた台北在住4ヶ月のAちゃんの写真撮るの忘れた!散々世話になっといて、ごめんねAちゃん!!!
ちなみに彼女はとってもかわいいピンクが似合う笑顔のきれいな女の子です。何をやってもいちいちかわいいので、いやんなっちゃいます。
まずですね、台湾に着いたら台風でした!いきなりどよ〜ん。12月ですよね?そしていきなり結論から言いますと、日本ですね。ほとんど。日数が少なかったので台北市内しか見ていないのですが、言葉・食べ物こそ違えど、異文化を強烈に感じさせる物にはあまり出会えませんでした。物価も特別安いわけでもなかったし。
ただやはり龍山寺(ロンシャンスー)-台北で一番古いお寺- は泣きながら地べたに頭をつけて懇願する人などがいて、宗教観の違いを目の当たりにしました。さすがに宗教的なことなので、いたずらに参拝客のマネをしたりはできませんから、単純に『ものすごい建造物』として見て来ました。とにかく派手です。
おみくじを引きましたが、何が書いてあるのかわからないで、わかる人がいたら教えてください。
『中中』って書いてあるからきっと『中の中』ってことだと思うんですけどね。『すげー普通』ってこと?つまらーん!!!
ガイドブックにも必ず載っている『
鼎泰豊(ディンタイフォン)』の小籠包は本当に美味しかった!!!プチッ!ジュワァ〜♪気持ちいいっ!という初めての食感!ハオチー!ハオチー!新宿と横浜にもあるそうなので、本場のと味比べしてみたいものです。あと、ここの酸辣湯(スーラータン)-酸っぱくて辛いスープ- も絶品だったのでスーパーでクノールの即席酸辣湯を買ってきましたが、臭い上に全然美味しくありませんでした。大量に買って来てしまったので、近々私から「はい、お土産。」と渡される人もいると思いますが覚悟していて下さい。
デザートは豆類を使ったものが多く、『豆花(トウファン)』という豆腐のプリンのようなものに好きなものをトッピングするというデザートの屋台がいたるところにありました。トッピングはタピオカ・豆・はとむぎ・蓮の実などかなり淡白なものですが、これがなかなか美味しくてもう一度食べたいシロモノでした。中でも黒タピオカの中にあずきが入っているもの(名前忘れた)はあんみつ好きな日本人女子には流行ると思うんだよなー。バーミヤンのご意見箱に入れとこ。
台北は原チャリ天国!車の台数より多い!チャリンコはほとんど見なかった。しかも2人乗りは当たり前。親子4人乗りもざらにいるし、警察官まで二人乗りしてました。
おっ!へんなヘルメット発見!でもよく見るとヘルメットよりうなじの方がずっとへん!こっそり撮ったからぶれちゃった。
こういうのがいっぱい見たかったんだよな〜。あと、台北は排気ガスで空気が汚れてるから、活性炭入りマスクをつけてバイクに乗ってる人がいっぱい。これがまたヘンテコで、絶対買って帰るつもりだったのですが、見つけられませんでした。
西町(シーメン)-渋谷のようなファッション街- や、士林(シーリン)-台北最大の夜市がある町- は夜遅くまで若者達で賑わっておりました。日本より治安いいですね。しかしなんたって台風だったので通常の半分も人はいませんでした(Aちゃん談)。
士林の夜市では多くの屋台が連なっているのですが、『臭豆腐(読み方不明』という、文字通り臭い豆腐を焼いたり煮たものが多く売られていて、これが半端じゃない臭さ!うんこの匂いです!きっぱり!うんこのような匂いではなくて、うんこの匂い!台湾の人はうんこの匂いがするものを「うまい!うまい!」と食べているんです。うんこの・・・もういいですかね。
それから意外にもプリクラよりもUFOキャッチャーとガチャガチャが多かった。どちらも景品は日本のアニメキャラばかりだったので特に買う気もせず。
今回最も行きたったところ!淡水(タンスイ)-台北市の北西に位置する山と河の町- の『捜奇博物館(これも読み方は不明)』!
博物館といっても狭い見世物小屋で、河童のミイラや宇宙人(わーい!)、頭が2つある動物や足が三本ある人間(所謂奇形ですね)の写真やホルマリン漬けしたものなどが展示されている。日本では絶対タブーなヤバイ所が平気であるのがアジアの魅力のひとつですね。昔は日本にだって、そういう見世物小屋があったんです。
差別とかうるさい批判がくると面倒臭いのであまり触れません。興味がある人は自分で調べてくださーい。
なんと!私が大好きな昔の台湾カンフー映画『
片腕ドラゴン対空飛ぶギロチン』で使っていた殺人武器もありました!うっひょー!本当にこんなのあったのかー!
そしてこの旅のメイン!本場台湾の高山茶!Aちゃんちの近くの茶問屋さんに連れてってもらい、最高級のお茶をがぶがぶ飲んで来ました!おかげで一駅着く毎にトイレに行きたくて仕方ありませんでした。日本で買ったら軽く5,000円/100gはする阿里山(アーリーシャン)-富士山よりもうんと高い台湾の最高峰- で栽培したお茶を問屋価格で購入。これが本っっっ当に香り高くて美味しいお茶なんですの!
台湾も日本と同じく温泉のメッカ。旅の最後は『
湯廬(ユヤ)』にて食事と温泉で締めくくりました。まず食事をするのですが、美味いわけはないだろうと思いつつも、ものは試し!一番高い『山薬養生鍋(読み方不明)』なる薬膳鍋を注文。ぶっとい高麗人参がゴロゴロ入ってますよー!味はというと、想像以上にまずい!というか、薬臭いだけで味がない!こりゃ無理だぁ〜!とふたりとも一口でタップしかけましたが、味がないなら付けりゃいい!ということで塩をもらって食べてみたらば(「味に問題があった?」と店員がかなり恐縮してました)、ん?グツグツ煮て味がしみ出たのか、だんだん美味くなってきましたよ!あれ?あれ?と言っているうちに汁は全部飲み干してしまいました。さすがに人参は残したけど。
食事を終えて温泉へ。『女』と書かれたのれんをくぐると脱衣場・・・じゃない!いきなり浴場!隅っこになんとなくロッカーがあって、ここで脱げ!と。Aちゃんは腹が立つほどにかわいらしく「こんなところで脱ぐんですか〜?」と頬を赤らめていましたが、「ねえもんはねえ!さっさと素っ裸になって風呂さ入るべ!それに見てごらんなさい、誰も前を隠している人なんていないし、体系もそこそこ!な〜んも気にすることなどない!」とAちゃんをなだめて服を脱ぎ捨てました。混ざり気なさそうな濃い硫黄の温泉へどっぷ〜ん!極楽でした♪
というわけで、なんだかガイドブックそのままのような普通のレポになってしまいましたが(あっ、ガイドブックには捜奇博物館なんて載ってないか?)、こんな感じで短い冬休みを楽しんで来ました。
近いし安いし感じ良い人ばかりだし、行ってみたら良いんじゃないでしょうか?
台湾観光局HP
Aちゃん、4日間本当にありがとう!宿題たくさん出されたのに付き合ってくれて心から感謝してます。2月にまた会えることを楽しみにしてるね♪謝謝!